記者会見から報道までの舞台裏

 

広島市長選挙告示日の325日、
記者会見資料当HPにアップされたのを確認したのが外出前の746分。
広島市役所本庁舎14階第3会議室、立候補受付830分の開始前、
私、前島修(まえしま おさむ)は、報道陣に、
このたびの広島市長選挙の立候補を見送ることを告げ、
記者会見資料を各社に手渡しました。

すぐ様、「売名行為ですか!」と発したのが、
社団法人共同通信社広島支局の記者・飯塚智氏である。

心理学的見地から私が想うに、“発せられる言葉は本人に宿る”。
故に、この場にてその夢叶えて差し上げる次第である。

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時からの市政記者クラブの会見の席で、
彼に、「何の行為が、誰に対して、売名行為なのか?」と(たず)ねても返事はなかった。

負け戦を承知で“広島市長候補予定者(・・・)”から“広島市長候補”を
平気で名乗ることが <売名行為> なのである。

真意を改めて確認頂きたく存じます。

さて、翌26日の中国新聞P27に『前島氏立候補見送り』の記事が掲載されました。

「選挙スタッフを抱えるだけの資金力もない」
との記事は
「お金がないから立候補をやめた」と受け取れるし、
実際にそのように受け止められた方々が多い。
真意は記者会見資料である。

「負け戦に巨額の資金を投入する気はない」
4年後の広島市長選挙のことも考えたい」
との発言は一切記事にはされていない。

本論に関する質問ではなく、
興味本位の質問ばかりに当日御発言のマスコミの質の低さを憂えた。

会見の席で応じられたのは、中国新聞社編集局報道部記者・石川昌義氏である。

実は、彼とは広島市役所に入館する際に遭遇して、
一足早く広島市長選の立候補見送りを伝え、記者会見資料を手渡していた。
他の乗客と合流して、我々が14階までエレベーターで昇る際、
11階で市政記者クラブに行くために降り、
彼が10時からの記者会見を「仕組んだ」のである。

市政記者クラブには幹事社というのがあって、報道関係各社が交替で務めている。
幹事社は、朝日新聞、中国放送、広島ホームテレビ、山陽新聞のはずであった。
記者会見時、
幹事社の朝日新聞、中国放送、広島ホームテレビも同席していたにも拘らず、
なぜか仕切り役は彼であった。
彼は意図的に興味本位の記事を書いたのである。
なぜか新聞記事に彼の名は掲載されていない。

ちなみに朝日新聞も会見を記事にされているが、
担当されたのは明記されている一人目の女性記者のみであったはずだ。

「天性のカンによる判断」と
南区から市議選へ出馬」まで忠実に記されているが、
記事の内容は会見全体の的を得ていない。

他の新聞社は会見の記事は掲載されなかったようだ。

話を中国新聞の掲載記事に絞るが、
2614時すぎ、事実と異なる掲載記事の文責と内容抗議のため、
中区
土橋町にある中国新聞社本社に赴いた。
応じてくださったのは編集局報道部長と編集局報道部部長代理。

27日朝9時すぎ、編集局長に電話でその後の対応状況を確認。

結局、関係者で掲載記事内容の精査をする場も設けられず、文責も表明できない、
というのが中国新聞社編集局長の態度であった。
1915分、編集局報道部長からの回答。
本件について広島県広島南警察署と対応協議した後の受信である。

本日、政治団体「前島修後援会」臨時総会を招集し、審議の結果、
HPにおいて経緯掲載とした。

「マスコミを敵にまわすようなことはしない方が良いのではないか」
との意見もあったが、
昨今のマスコミの有害情報の垂れ流し、
記者の取材力低下が著しいことによる誤報道を多く認識しているため、
敢えて一石を投じさせて頂きたい。

心無い報道によって基本的人権を侵害されている犠牲者は後を絶たない。

例えば、当HP最上部と最下部右隅にあるニュースのどれかが証拠であり、
枚挙にいとまがないのだ。

政治家を志していることを社会的に表明している立場から、
基本的人権の尊重を重視する政治姿勢を強く示していきたく存じます。

最後に、慣用句「逃げるが勝ち」
の <逃げる> を
そのまま“逃げる”と解釈している記者が大半であったことに
驚きを隠せなかったことも申し添えます。


不一  
前 島  修

平成192007)年328日 (政治団体「前島修後援会」臨時総会審議結果にて掲載) 


初陣前夜の <JET STREAM
平成192007)年330

 


広島おさむる会