Countdown for World Peace in Hiroshima

世界平和のためのカウントダウン

<はじめに>
『世界平和のためのカウントダウン』は2001911日米同時多発テロ事件の発生をきっかけに、緊迫したムードが長期化するなかで、世界情勢が一刻もはやく沈静化に向かうことを願って、国際平和文化都市「ヒロシマ」から世界平和のための祈りを「平和の灯の数」で表現していこう、と始まった市民参加型の平和イベントです。
私達は、ヒロシマ平和文化として、毎年大晦日の夜に「新しく迎える1年が平和でありますように」と平和記念公園「祈りの泉」から全世界に向けての平和への祈りを捧げています。

被爆六十周年を迎える2004年の大晦日から原爆死没者慰霊事と位置付け、国内外にその存在を強く広くアピールしています。発信の主目的は“ヒロシマの魂”です。<ヒロシマの魂>、すなわち原爆死没者への慰霊こそが、人類の教訓「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」を喚起させ、表面的形式的でない、説得力のある世界平和祈念に成り得るとの思いによります。「平和の灯」から採火したローソクの灯は、原爆死没者の魂にも映り、参加者達は“ヒロシマの魂”体現者となり、イマジンを合唱しながら世界平和への誓いを新たにします。大晦日の夜、平和記念公園「祈りの泉」に集まった“平和の群れ”は、紛れもなく真の世界平和への祈りとなります。

 

イベントの基本方針

「平和の灯」から採火したローソクのあかりを、参加者全員にリレーしていき、“世界平和の祈りを込めたローソクのあかりの数々”、すなわち“平和の灯の群れの大きさ”を JOHN LENNON ジョン・レノン IMAGINE イマジン の調べにのせて合唱しながら<世界平和>を訴えています。

「平和の鐘」の音が世界平和の祈りを込めて、新年をお知らせします。

         


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