home  > MYTOWN  > 広島  >  2004年8月1日 更新  
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平和記念公園でジャンボ折り鶴制作


  平和を祈って両翼最大約1メートルの「ジャンボ折り鶴」を折るイベントが31日、広島市中区の平和記念公園であった。市民グループ「ワールド・ピース・ヒロシマ」(前島修代表)の主催で、参加者たちが市内の保育園や小学校、老人ホーム、ホームページを通して集まった約1200枚の折り紙を使ってつくった。

  集まった15センチ四方の折り紙には、それぞれ「世界の子どもたちが希望を持って生きていける世の中に」「お互い許し合わなければ争いは絶えません」などのメッセージが書かれている。64枚張りあわせて約1メートルにして参加者が折り、両翼約1メートルの雄と、約40センチの雌計20羽が出来上がった。

  同級生と参加した広島学院中学校2年生の河村和広さん(14)は「メッセージを読んでみんな同じ思いなんだと感じた。小さい運動でも一つ一つ積み重ねていけば多くの人に影響を与えると思う」と話した。代表の前島さん(30)は「自分たちは戦争を知らない世代だが、平和について考える機会をつくっていきたい」と話していた。

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