平和への願いをつづった折り紙を張り合わせてつくる、「ジャンボ折り鶴」の制作が三十一日、中区の平和記念公園などであった。市民団体「ワールド・ピース・ヒロシマ」（前島修代表）が開き、今年で三回目。メンバーのほか、公園を訪れた中学生や親子連れなど十人が参加した。

　活動の趣旨に賛同する広島市内の小学校や老人施設から、この一年で寄せられた折り紙は約千二百枚。一枚一枚に「平和よ世界をつつめ」「子どもたちにステキな未来を」などのメッセージがしたためられている。一メートル四方に張り合わせた上で、雄雌七ペア、十四羽を折り上げた。

　折り鶴は六日の平和記念式典にメンバーが携えて参列した後、公園内の折り鶴台に納める。

【写真説明】平和への願いをつづった折り紙を張り合わせ、大きな折り鶴をつくる参加者

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