Countdown for World Peace in Hiroshima

<世界平和コンサート担当からのメッセージ>

2001年9月11日、米同時多発テロ事件が発生しました。
正直なところ、義務教育(小・中)9年に高校で3年と数え切れないほどの平和学習を積み重ねてきているはずなのに、平和に対しての関心というものはほとんどありませんでした。平和であることを当たり前のように思ってきたのです。
しかし、あのテロ事件以降“平和とは何か?”ということについて関心を持つようになってきました。
この世界が平和であって欲しい、と皆が願っていても、毎日どこかで紛争、戦争があって、たくさんの人が傷ついて死んでいっているのです。
今まで、そういう現実から目を背けて、見ようとしない、考えようとして来なかったのです。
連日のテレビ、新聞等の報道で戦争の悲惨さを目にして、今までの自分を捨て、この現実を受け止めながら「平和」について考えていきたい、と思いました。
12月に入って、ひょんな事から大晦日に元安川護岸で「世界平和コンサート」があることを知り、私は、このイベントに参加して「世界平和」を訴えていきたい、と心に誓いました。
"六本木あつし"はミュージシャンとしての名前です。音楽を通して「世界平和」を訴えていくことが私の役目です。世界に戦争の悲惨さ、愚かさ、平和の尊さを訴えていくのには、原爆ドーム前での世界平和コンサートは最適の場所だと思います。
当日は、広島だけの開催ではなく、全国各地での同時開催となります。また、世界平和をぜひヒロシマで、と強く願うストリート・ミュージシャンは広島に集結します。
皆さん、寒いでしょうが、彼らの歌声を聴きに来てください。

2001年12月27日(木) Countdown for World Peace in Hiroshima
             世界平和コンサート担当 六本木 あつし(ろっぽんぎ・あつし)


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