平和メッセージ (記者発表資料)

「平和の鐘」を鳴らす前に

正午に、平和記念公園の「平和の鐘」を鳴らして平和のハーモニーを奏でます。
「ワールド・ピース・ヒロシマ」のファーストアクションとして、二年前にピースベル・ハーモニーを開催したことが思い起こされます――。

真珠湾攻撃からちょうど60年目に当たる節目の年からのはじまりでした。
二十一世紀の始まりの年でもありました。
米同時多発テロ事件が9月11日に発生したのを機に、ヒロシマから世界平和発信!の意志が芽生え、インターネットの呼びかけに応える形で「平和の鐘」がハーモニーを奏でました。

明日はジョン・レノンの命日ですが、『イマジン』は「ワールド・ピース・ヒロシマ」のテーマソングです。
メロディーだけを聴くのではなく、この調べにのせて本当に伝えたかったものは何だったのか、を一緒に考えていきたいと思います。

「鐘の音」、「ローソクのあかり」、「ジャンボ折り鶴」を平和のシンボルとして、平和の発信をし続けてきましたが、世界情勢がより逼迫(ひっぱく)している感が否めません。
犯罪も増加の一途を辿り、深刻な社会問題が多く顕在化してきています。

平和を祈る私達一人ひとりの想いが、鐘の音と共に、皆さんの心に届くことを切に願っています。

2003年12月8日(月) ワールド・ピース・ヒロシマ

片山基史(かたやま・もとふみ)

鉢呂峻市(はちろ・しゅんいち)

福見有花(ふくみ・ゆか)

前島 修(まえしま・おさむ)

六本木あつし(ろっぽんぎ・あつし)

             (五十音順)


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