すべてが安定に向かうために


平和について考えている場合ではない。
平和を想うのである。
<心の安定>を想って祈るのだ。

想うことは力となる。
想うことこそが力なのだ。
イマジンをみんなの心の中で歌おう!

ヒロシマ市民、広島の市民を超えた「平和市民」の心に宿る<平和を想う>ことが必要とされている。

はじめは世界平和なんて想わなくても良い。
自分自身の<心の安定>を願って祈れば良いのだ。

<心の安定>が訪れた瞬間、自分はいかなる存在かを自問し、
人間とは何かについて思いを巡らしてみる。
人類はどこに向かっているかを観てみる。

そして、ただ、ひたすらに<世界の安定>を想って祈るのだ。
<宇宙の安定>を想って祈るのだ。

自己の中に安定した世界を築いていけば、
地球全体が安定へと向かいはじめるだろう―――。

“宇宙=誕生してから永遠の命”の中に、多くの<儚い命>があります。
私達もその儚い命のうちのひとつです。
“青い惑星―地球”と共に在ります。
<有限の世界>を生きています。

有限の世界を共に生きていて、<共に咲く喜び>を感じる瞬間がどれだけあるでしょうか?

現今、心が壊れかけはじめています。
理屈が通用する時代でもありません。

人類は既に大変な時代に突入していることを一人ひとりが、
まず、しっかりと認識する必要があると思います。

この世界にあるもののすべては、人の心の中から生まれたものです。
ですから、<心の問題>として、すべてを捉えていく姿勢が大切です。

すべてが安定に向かうために、ヒロシマから平和を想い続けています。


        2003128日(月)  前島 修(まえしま・おさむ)


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