V-4ユニアース・シティ 21世紀の金融

(財布レス社会の到来)

 

 

ユニアース・シティごとにユニアース・シティバンクを設け、市場利益を全てプールして一元管理する。

 

利益は分配するのではなく、ユニアース・シティを維持管理運営する為に用い、総ての人の生活レベルを整え、皆が同じ恩恵を受けられるようにする。

 

いわばシティ内は財布レス社会であり、拝金主義から、拝命主義へシフトするきっかけをつくる重要な役割を果たすのである。

 

ユニアース・シティバンクのお金は、必要に応じてユニアース・シティ外への旅行や買い物等にも使われ、ローテーションで公平に余暇を楽しむことも可能にする。

 

但し、各々のユニアース・シティ間で収入格差が生じた場合には、ユニアース・シティ住人が満足できる生活レベルの設定を行ない、余ったお金を国へ返上する。

 

シティの格差は争いを招く為、自主的公益と余剰金の返上で対応する。

 

日本の赤字財政を完済した後には、国際支援金としてプールすることが望ましい、と考えている。

 

ユニアース・シティバンクの残高は、イントラネットでユニアース・シティの住民なら誰もがいつでも照会できることとする。

 

シティ財政と運用を公開し情報を共有するためである。

 

日本が抱える財政赤字に対して、ユニアース・シティバンクは年間補填額を具体的に数値化し、国家再建のために貢献する。

 

返済額の決定はモデル的な運営をしてから決定することとしたい。

 

ユニアース・シティでの生活は労働力の提供を原則としているため、21世紀の産業として注目されている観光振興においても来訪者の長期滞在型体験観光が可能となり、活用価値はかなり高いことが予想される。

 

 

 

V.ユニアース・シティの仕組みの概要

 

V-5.ユニアース・シティ 21世紀の仕事

(天職の選択と天性の発揮)

 

 

 


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