V-5ユニアース・シティ 21世紀の仕事

(天職の選択と天性の発揮)

 

 

2007年の団塊の世代の一斉大量退職時にあわせて、運営当初は、各職種の資格保持者や専門家に優先して入植していただき、運営スタッフの指導育成を行なう。

 

ユニアース・シティの中心に、ユニアース・シティホールを設け、地下には食糧の保管庫、階上にはシティバンク、教育施設、ランドリー (職種に合わせてユニフォームを支給し、まとめて洗濯する)、温泉ランド (石鹸やシャンプー等の使用を一元管理)、バイキングレストラン (健康に配慮した安全な食事の提供)、リハビリ・ケアセンター、福祉介護施設、衛生管理施設 (含む検疫)、娯楽施設 (ストレスの解放とコミュニケーションの場) などを備える。

 

ユニアース・シティのタイプ (農業型・林業型・漁業型・果樹園型・工業型など) で職種は変わるが基本的にはユニアース・シティの維持管理運営と農業や林業や漁業、医療や福祉、建設や修理、機械工業等様々である。

 

維持管理運営スタッフとして、ニートやフリーターの採用 (お金ではなく、生きることの意味を体得し、生きる喜びを学ぶ) や入植者やビジターやゲストの受け入れを考慮し、地元にあるメルパルクや市町村が運営する施設を有効活用し、オリエンテーションや間伐の体験、農業体験、漁業体験、家造り、料理教室などの体験工房を設け体験学習を予め行なう。

 

体験後各自に適した職種 (天性や天職) を選択し、衣食住の完全保証の中で労働力を提供していただく。

 

ユニアース・シティでの食事は、各人が何らかの仕事をこなしていれば、リゾートホテルやテーマパークなどで見かけるバイキングレストラン形式で食事をとることができる。

 

食器はコーラル (割れない陶器) を使用し、セルフサービスで行なう。

 

余った食べ物は、バイオマス燃料や堆肥として利用。

 

仕事はローテーションで行なうため、週休3日制 (農業が中心となるため月の運行に合わせる必要性から太陰暦) で余暇を音楽や芸術や文化の普及に充当できる。

 

極端なことを言えば、ユニアース・シティでは、何らかの生産性のある仕事をしていれば、年金や給与が無くても暮らせるのである。容易に資本主義から自由公生主義へシフトできる。

 

 

 

V.ユニアース・シティの仕組みの概要

 

V-6.ユニアース・シティ 21世紀の水の確保と生活雑排水処理

(安全で美味しい水の作り方)

 

 


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