平和メッセージ (記者発表資料)

 

「平和の鐘」を鳴らす前に

 

正午に、平和記念公園の「平和の鐘」を鳴らして平和のハーモニーを奏でます。

“ワールド・ピース・ヒロシマ”のファーストアクションとして、
二年前にピースベル・ハーモニーを開催したことが思い起こされます――。

真珠湾攻撃からちょうど60年目に当たる節目の年からのはじまりでした。
二十一世紀の始まりの年でもありました。
米同時多発テロ事件が911日に発生したのを機に、ヒロシマから世界平和発信!
の意志が芽生え、
インターネットの呼びかけに応える形で「平和の鐘」がハーモニーを奏でました。

明日はジョン・レノンの命日ですが、
『イマジン』
は“ワールド・ピース・ヒロシマ”のテーマソングです。

メロディーだけを聴くのではなく、
この調べにのせて本当に伝えたかったものは何だったのか、
を一緒に考えていきたいと思います。

「鐘の音」、「ローソクのあかり」、「ジャンボ折り鶴」を平和のシンボルとして、
平和の発信をし続けてきましたが、
世界情勢がより逼迫(ひっぱく)している感が否めません。
犯罪も増加の一途を辿り、深刻な社会問題が多く顕在化してきています。

平和を祈る私達一人ひとりの想いが、
鐘の音と共に、皆さんの心に届くことを切に願っています。

 

2003128日(月) ワールド・ピース・ヒロシマ

片山基史(かたやま もとふみ)

鉢呂峻市(はちろ しゅんいち)

福見有花(ふくみ ゆか)

前島 修(まえしま おさむ)

六本木あつし(ろっぽんぎ あつし)

             (五十音順)

 


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