(すべ)ての流れを自己相似(フラクタル)()る> ことの大切さ

 

 

 

地球が <歴史の彼岸> としての「2007年秋の彼岸」 から

公転周期のちょうど半分に位置した「2008年春の彼岸」。

 

 

「彼岸の入り」 317日月曜日。

 

金融市場の混乱と信用収縮不安が深刻化し、円高、株安の連鎖に歯止めがかからない。

株式市場では日経平均が一時500円超の急落となり、

取引時間中としては約27カ月ぶりに12000円を割り込み、11600円台まで下げた。

日本株は20058月の郵政解散以降、

構造改革期待で買い上げられた部分をすべて吹き飛ばしたことになる。

 

東京外国為替市場で、円相場は急伸し、127カ月ぶりとなる一時1ドル=95円台に突入。

 

FRB16日、公定歩合を3.50%から3.25%に引き下げたほか、

プライマリーディーラーが公定歩合でニューヨーク連銀から資金を借りられる新たな貸出制度を

創設するなどの措置を発表したが、株安に歯止めはかからなかった。

 

米東部時間16日夜(日本時間17日午前)の時間外取引で、

ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場は

WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近の4月物で

一時1バレル111.42ドルまで上昇、最高値を更新した。

 

ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月物も

一時1トロイオンス103390ドルの最高値をつけた。

米証券大手ベアー・スターンズが救済買収に追い込まれたのを受け、

米金融不安が強まり、投資マネーが現物資産へ資金を移す動きが加速した。

 

17日 ロイター、NIKKEI NETから一部抜粋のうえ転載]

 

 

再び、 “物と名の結合意識の井戸” の外で

(びゃく)(どう)身体(からだ)全体に感じ浴びながら、()西(にし)に沈み()く太陽を見送っているところです。

 

 

                                                          (撮影:前島 修)

 

 

()()(びゃく)(どう)とは、

「南側の()の河」と「北側の()の河」の間の一筋の <白い道>

ただひたすらに進んでいく信仰心から、いずれは極楽浄土に至る

という浄土仏教思想の精神を表現するものですが、

 

極楽浄土は西の方角にあるとされ

五行思想において西の色は白から “(びゃく)(どう) と呼ぶ。

 

神道(しんとう)における()垂り(ひたり)としての左手と、()極り(みぎり)としての右手を鳴らして

火水(かみ)(かみ) の道を進む姿となんら矛盾するものではありません。

 

(ゆえ)に、 “仏の教えは神の道” と記したのですが、

春の彼岸の中日に、

改めて、霊止(ひと)は常に()()(びゃく)(どう) を歩んでいる存在であることと

宇宙とは、「宇=空間」と「宙=時間」のことではなく、

空間と時間が一体化した <時空=space-time> としての

()()()(しゅう)の不可逆な流れの物語> であることを重ねて、

“物と名の結合意識の井戸” の内外で、ただただその感慨にふけっているのです。

 

 

(しょう)()()(てん)

 

宇宙の現在(いま)の人類の(えい)()は、

既に <宇宙の本質>、 <人間の本質> を究めつつあるにも(かかわ)らず、

「力の論理」が末路で空転し続ける借金地獄を漂い

日常生活に「愛の論理」が浸透されない悲惨さを、霊止(ひと)として非常に残念に想う次第です。

 

宇宙の核としての意識

「神の視点」と「悪魔の視点」のどちらを結びつけるか、という意味での神聖なる <選挙=セックス> と、

<選挙=セックス> こそが (まこと)の平和の祭典(セレモニー)である” との有権者の意識の確かさ、

有権者の一票は、

宝くじなど比べ物にならないほどの財産を主権者である市民にもたらしてくれる唯一の機会(チャンス)

との正しい理解が何よりも急がれます。

 

これらの <清=正=聖=醒=性> なる教育を踏まえたうえでの実際の投票(こうい)

(よろこ)びの選挙=セックス> が、

(まこと)の平安社会構築の鍵を握っていることを再確認させて頂き、

新しい社会(いのち)の誕生を、前島修(まえしま おさむ)引き寄せて参りたい、と強く想うのです。

 

 

What is Life ?

 

1933年ノーベル物理学賞受賞者、エルヴィン・シュレーディンガーの発した

『生命とは何か』との問い掛けは、既述のとおり

 

武田邦彦著『環境ロマンスカー』

福岡伸一著『生物と無生物のあいだ』

 

を拝読したうえで、

その先にある人類の叡智のプラットホーム<永遠の愛> (うた) として、

美しく通過することができます。

 

 

『ねえクリスタルハート ボクはダレ「ワタシとはナニ」』

に示した小生らの持論を再録したうえで、さらに小生の論を展開しますと、

 

(くう) だけの状態だった(ところ)から

(しき) ()まれた原初が 約137億年前の現象(できごと)(=ビッグバン) ですが、

宇宙創世より宇宙全体は大局的にエントロピーの増大に向かっていることを “正の意識” とすれば、

その反作用の平衡(バランス)感覚として必要とされた必然の “負の意識” としての生命の出現は、

シュレーディンガーによって

 

「生命は生物体として

エントロピー(乱雑さ)の増大を拒否しているかのように負のエントロピーを食べている」

 

表現されました

 

「生命とは動的(ダイナミック)平衡(・イクイリブリアム)にある流れである」

 

とは、福岡伸一氏によって提案されたる『生物と無生物のあいだ』 p167にある <生命の再定義>。

 

経済アナリスト藤原直哉先生との対談『環境と食』の拝聴をお薦めします

 

 

ここから (しょう)()()(てん)(たましい)の永遠> の物理的幾何学的なイメージの共有ですが、

 

自己相似(フラクタル)において人体を宇宙に(たと)えて観れば、

霊止(ひと)の一生とは “口から入って、お尻の穴から出て行く、食べ物の旅に同じ” と()えます。

 

(しょく)(もつ)は始めから終わりまで、

<人体の外> を流れる <ゼロ・ベクトルの存在> としての “起源意識シャボン玉” であるため、

冒頭に ()()()(しゅう)の不可逆な流れの物語> と記したのです。

 

想えば、霊止(ひと)は、時空の流れに身を任せ

赤ちゃん、幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人と段階を経ながら

自己実現の旅を演じていくなかで、

精神的、肉体的、知的、霊的成長を()げつつ

決して終わることのない新しい始まりを経験し続けてきました。

 

                                                         (撮影:前島 修)

 

そして恐らくは、“霊止(ひと)(たち)の「普遍の真理」” というものを認め、それを受容せざるを得ないのです。

これこそが、「インテリジェント・デザインに従った“起源意識”の霊止(ひと)の生き方と()えるでしょう。

 

第六の視点」による霊止(ひと)の社会的役割の貢献度は、霊止(ひと)の霊格に比例しています。

 

 

「なぜ原子はそんなに小さいのか?」

 

お解りの様に、シュレーディンガーの問いに <(すべ)ての答えが集約されている> のです。

 

 

これらを踏まえて、

経済アナリスト藤原直哉先生新井真理子さんとの対談

『私の幸せの法則』を拝聴させて頂きますと、理解がさらに深まることと想います。

 

“万象に天意を(さと)る” ことで、自らの人生をより豊かにしていくことが可能なのです。

 

さて、人事異動は、この季節の()しき習慣ですが、

平安社会実現のための21世紀において、

霊止(ひと)はそれぞれに霊格を備えて (にっ)(てん)(すい)(しゅ) 生まれて来ていること の正しい理解の(もと)で、

霊格にふさわしい適材適所が図られるならば、

人事異動は平安社会実現のための素晴らしい文化になる可能性を秘めています。

 

自分の霊格は、日常生活における話題や言動、自分の(たましい)に響く霊止(ひと)達によって確認できます。

 

霊止(ひと)を霊長とする(さん)(せん)(そう)(もく)(しつ)()(ぶっ)(しょう) としての万物は、

(すべ)て「インテリジェント・デザイン」による生態系のなかを運ばれているイメージを大切に、

21世紀「社会的人間の尺度(ヒューマン・スケール)」の獲得に向けて

霊止(ひと)としての霊格を深める旅を

<旅する愛> と化させる 智慧(ちえ) を用いて

平安社会実現の意志を <和多志(ひとつ)> にしていきたいものです。

 

 

                                                          (撮影:前島 修)

 

 

 

平成202008)年320日陰暦213日 春分 1448分 太陽横経0° ) の日

 

()西(にし)に沈み()く太陽を見送りながら

 

前 島 修

 

 

仮物(かりもの)社会から本物(ほんもの)社会へ

平成202008)年55

 

 


広島おさむる会

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